自家製ドライフルーツについて

今回はドライフルーツについてお話ししたいと思います。かれこれ3年くらいになるでしょうか?自宅でパンを焼き続けているのですが…食パンはまずまず食べられる物ができるようになってきました。ぶどうパンもよく作っていたのですが、干しぶどうもドライフルーツのひとつなので、パン作りを始めた当初から使っていたといえますね。

最近、通信販売でパイナップルやレモンなどが入ったドライフルーツの詰め合わせを1㎏ほど買って、それを入れてパンを焼いてみました。ホカホカに焼きあがったフルーツパン。これが何とも美味しいのです。パンを焼く腕は変わっていないのにこんなに美味しくでき上らなんて…!毎朝、食べたくなるくらいなので、味はかなりアップしています。これもドライフルーツのおかげです。

クリスマスシーズンということもあり、ケーキ作りでドライフルーツは重宝されているのですが、購入したドライフルーツはプロが作ったものですから美味しいことには間違いはありません。ボヤっと果物のことを考えていて、また一つ新しいことに挑戦したいという思いが浮かんできました。『自分でドライフルーツを作れるのではないかな?』という考えです。自分でドライフルーツを作って、それをパンに入れて焼けば最高ではないのかなと考え、やりたい気持ちがムクムクと頭に浮かんできてしまいました。

「ドライフルーツは簡単に作れる!」と料理関連本には書いてあるのですが、何を入れれば良いのか?と考えていました。パッと浮かんだものが、「みかん」「りんご」たくさん八百屋さんに並んでいるし、梨も何とか残っているし、柿は今が旬、ぶどうはもうないかな?と思いつつ、ぶどう、いちご、キウイフルーツ…これらだけ揃えれば結構、美味しいドライフルーツなるでしょうか!?バラエティに富んだものができるのではないかなぁとワクワクしています。

作り方は…お伝えしたりんごやみかんを薄切りにしてお皿に並べるだけ!これを2~3日の間、天気が良く、空気が乾燥した日を選んで外干しにしていると、パリパリした状態になってきます。レモンやオレンジはこのドライフルーツにお湯を注ぐとドリンクとしても飲めますし、蜂蜜漬けにするのも良いなぁと、まだ作れてもないのに食べる事ばかり考えている私です。

ドライフルーツのメリットを考えてみたのですが…材料を自分で選べるということ、選べるということは安心・安全の度合いが増し、手作りなので砂糖を添加していないし、そのものがどういうふうにできたかということが分かるので最高ではないでしょうか?また生の果物は傷みやすいのですが、ドライフルーツ保存もしやすくなりますし活用して長くフルーツを楽しめるという特徴もあります。

また、八百屋さんや近所のスーパーマーケットでちょっと傷がついていて安く売ってくれている果物が、結構あると思っているので、それもドライフルーツにしてしまうと全く気にならないので、安くドライフルーツが作れるので、これもメリットになると感じています。

先ほど、こんな果物をドライフルーツにしたいと頭に浮かんだ名前を列挙したのですが…ドライフルーツに向いている果物は、どんなものなのかな!と考えたのですが…

水分がそれほど多くなくてカットしたり皮をむいていたりしてしても果汁がちょっぴり滴るぐらいのもの。乾燥させてみてからでないと分からないのですが、味や風味がしっかり残るもので、加えて見た目も大事なので乾燥させても色が変わりにくいもの。更に水が抜けてカチカチになってしまうものではなく、ちょっぴり硬くなったなぁぐらいで維持できるものが良いのではないかなと思っています。

パイナップルなどが手に入り難い場合は(シロップ漬けにしたりしているので甘さが強くなるかもしれないのですが)缶詰のフルーツを使うのも一つの手ではないかなとちょっぴり考えたりしています。それぞれの果物をもちろん皮ごと乾燥させても良いのではないでしょうか。みかんでもりんごでも梨でもお柿でも、2~5㎜ぐらいの厚さに切ってザルに並べて干せばOKです。

自然乾燥も良いのですが…電子レンジを使ったり、通信販売でドライフルーツを作る商品もあります。3000円から高いもので数万円しますが・・・。それを買い求めて利用するという手もありそうです。気温は20°c ぐらいがいいでしょうか。湿度は60%未満が良いと聞きました。近日中にドライフルーツを自家製で作りパンに入れてフルーツ食パンを作って、試食をしてみようと思っています。

皆さんもお気に入りの果物でドライフルーツを作って、ドリンクにするもよし、はちみつ漬けにするもよし、パンと一緒に食べるのも良し。こんな風に食べることを楽しんでみませんか?