今回はもうすぐ開催される北京五輪と絡んで中国とアメリカが外交上でもめていることについてお話ししたいと思います。中国の新疆ウイグル自治区などで人権侵害が起こっている。それに抗議するためにバイデン大統領は2022年の北京冬季オリンピック・パラリンピックに政府の代表を派遣しないと発表されました。ホッとしたのは選手の競技参加は「いいよ」と言っていることです。子供の頃、モスクワ五輪ボイコットで選手が涙ながらに出たいと訴えていた姿がテレビの画面に映し出されていて、その映像が甦って今回はあの時の状況にはなりそうもないと思いひと安心しました。

この北京五輪外交ボイコットは良いことなのか、悪いことなのかよく分からないのですが…新聞を読んだり、ラジオでニュースを聞いたり、週刊誌を読んだり色々と見聞きして考えているのですが、難しいことなのだと感じています。事実であれば人権侵害はもちろん間違っていることだし、非難されても中国は内政干渉だと言っても申し開きはできないように思います。
アメリカも国内では色々な差別と闘っている人がいるので、強い口調で批判できる立場にあるのかな?と思ったりもします。また、民主主義が絶対という思いのもとに色々な思惑が絡んでいるように感じるので、頭の中には?がたくさん発生しています。私はオリンピック・パラリンピックの外交的なボイコットという政策が良いかどうかは分かりません。