活動,生活の質,趣味,農業

経済成長を支えている裏側から考えたことについてのお話!

今回は経済がどんどん発展するその裏側にあるのは何だろうということをちょっぴり考えてみました。

今年はお米農家は豊作で良いお米がたくさんできたのに軒並み値段が下がって・・・例えばコシヒカリはだいたい60kgあたり1万円を下回ることはほとんど無いのですが、今回は前年(2020年)と比べて30%近く約3500円ほど下落したというニュースを耳にしました。良いお米ができても農協を通じて売るとこんなに安くなってしまうのであれば今後もお米を作れるかな?これでは続けられるかどうか不安になることがあると専業農家のお父さんが話をされていたのを聞いて驚きました。

また、もう一つをお米の価格が下がったのには理由があってコロナウイルス感染症の拡大で外食産業がお米を買ってくれなくなった事とコンビニエンスストア向けの業務用として出荷されているその量も減ってしまっている
ことも原因の一つと言われていました。

お米は本当に美味しい食べ物で日本人の主食です。もっとどんどん食べたいのですが血糖値がグッと上がることや美味しくて食べ過ぎることでどんどん体重が増えてしまうのでどうしても食べることを控え、意識して我慢
しようという気持ちが働いてしまうのも正直あります。

でも・・・やはりお米は食べたいので血糖値の急上昇をなんとか抑える方法と考え出して玄米であればお米の美味しさも味わえるし多少パサパサするのですが、しっかり食べられてその上にカレ—のルーをかけたり、親子どんぶりおにぎりでも食べられるので今はしっかりお米も食べています。

先ほどのお米農家の奥さんがこれだけのお米ができたのに・・・悲しいくらいに良いお米なのに売れないし、値段がどんどん下がってしまうのは本当に辛いと切ない顔で話をされていたところを見たのが印象的でした。

友達に農家の次男坊がいるのですが、「農業はきついし、スイカを作っていたけど儲けが少ないので人の勧めでメロンを作ったがまあ食べてみて。」と言って食べさせてもらったことがありました。これが全く甘くなかったのでなんとも感想が言えなくて・・・。

活動,生活,趣味,高齢者

今回は毎日の生活の中で続けている活動についてお話ししたいと思います。

昨晩、 遅くなったのですがお風呂の掃除を気合を入れてやってみました。日曜日と木曜日に浴室全体の半分ずつを洗うようにしています。もちろん風呂に入ったその時は浴槽とその周りを簡単サッとスポンジでこすって洗うのですが、洗剤を使ってしっかり洗うのは3日に1回にしています。洗い始めたばかりの頃は週1回全面を洗っていたのですがまとまった時間も取り難いし体にこたえるなぁと思ったので、いつの日からか半面ずつ洗うようになりました。

いつもはそんなことはないのですが、昨晩はなかなかやる気が起こらず、ぐずぐずしていたところ「いけない!みんなが寝る時間になった。」「ガタゴト音が出るので起こしてしまう。早くしよう。」と思って重い腰を上げて洗い始めました。いざ始めてみるとやはり綺麗くなるのでトントンと作業は進むのですが、風呂掃除をしながら思ったことがありました。

毎日私たちはいろいろな活動をしているのですが、その活動で・・・「していること」と「好きでやっていること」「することを期待されてやっていること」「いつかこういう風になりたいな〜と思ってコツコツ続けていること」毎日の活動にも色々な種類があるだろうなと思ったのです。その中で先程お話しした風呂掃除は「したいな〜」というのももちろんあるのですが「することを期待されていること」だからやっているという部分が大きいように思っています。

朝起きて、顔を洗って、食事の準備をして服を着替えて・・・という活動は当たり前に毎日続けてすること、会社に遅刻しないように自転車と車を乗り継いで定時に出勤するというのはそうすることを期待されているのでやっている作業になると思います。では、したいことにはどんなことがあるのかな?好きでやっていることにはどんなことがあるのかな?そうです、趣味はその典型だなぁと思います。

また話が好きな人は話さなくてはならないから話すのではなくて、話したいから話す・・・そういう活動だと思います。この話すという事にはよく耳にする言葉で「カタルシス効果」というものがあります。怒ったり、心配であったり、イライラしたりといったマイナスの感情を例えば口に出して誰かに聞いてもらうことで、その苦痛が少しずつ緩和されて安心感を得ることもできます。

活動,生活,生活の質,農業,障害,高齢者

今回は作物を育てることの可能性についてお話ししたいと思います。

知り合いのおばあちゃんが育てたいとずっと思っていたブドウの苗木が、手に入ったと2種類のブドウの苗をそれぞれ2本ずつ合計4本を近くの園芸センターで買い求めて、畑に支柱を立てて定植できたと満面の笑みで教えてくれました。

その苗木が手に入るまでに土の中に石灰を適量まいて土の酸性度を調整し、鶏糞や牛糞堆肥を混ぜ込んでしっかり土に栄養を与えておいたそうです。やっと手に入れたブドウの苗木を一本ずつ丁寧に植え込んで水をいっぱいかけてあげたと伺いました。

余程嬉しかったのだろうと感じたのが「ちょっと見ていってくれる。」と声をかけて頂いたからでした。喜んでその定植したばかりの苗木を観させてもらいました。一本ずつにブドウの品種の名前の書かれた紙がくくりつけられていました。実がなるのが楽しみで何とも言えない表情でその苗木を見つめているおばあちゃんの横顔が
とても印象的でした。

農業と福祉の連携が言われるようになって久しいのですが、その話がじわじわと進んでいるとニュースや色々な雑誌や新聞で目にする機会が多くなっています。この農福連携は近所のおばあちゃんのあの笑顔に象徴されるように生きがいを感じられる、やりがいを感じられるものだと理解できます。また植物と触れ合うことでその良さに人が集まってふれあい、語らうといったところが連携したいと多くの方が感じるところでしょうか。

しかし・・・難しい面もあってもしも障害のある方が農業を担うという時に顔が一人一人違うようにそれぞれの人が持っている障害にも差がある、違いがあるのでAさんはこの作業ができるからBさんもCさんもなんとか練習すればできるというものではないという点が挙げられると思います。

また農家から見てもそれぞれの得意分野があって・・・苗を育てるのが得意な人とその苗を植えて大きくするのが得意な人と収穫したものを加工したり付加価値をつけるのが得意な人がいて色々な得意があると思うのですが、それをミックスしなくてはならないという点も難しさのひとつだと感じています。