活動,生活,趣味,高齢者

今回は毎日の生活の中で続けている活動についてお話ししたいと思います。

昨晩、 遅くなったのですがお風呂の掃除を気合を入れてやってみました。日曜日と木曜日に浴室全体の半分ずつを洗うようにしています。もちろん風呂に入ったその時は浴槽とその周りを簡単サッとスポンジでこすって洗うのですが、洗剤を使ってしっかり洗うのは3日に1回にしています。洗い始めたばかりの頃は週1回全面を洗っていたのですがまとまった時間も取り難いし体にこたえるなぁと思ったので、いつの日からか半面ずつ洗うようになりました。

いつもはそんなことはないのですが、昨晩はなかなかやる気が起こらず、ぐずぐずしていたところ「いけない!みんなが寝る時間になった。」「ガタゴト音が出るので起こしてしまう。早くしよう。」と思って重い腰を上げて洗い始めました。いざ始めてみるとやはり綺麗くなるのでトントンと作業は進むのですが、風呂掃除をしながら思ったことがありました。

毎日私たちはいろいろな活動をしているのですが、その活動で・・・「していること」と「好きでやっていること」「することを期待されてやっていること」「いつかこういう風になりたいな〜と思ってコツコツ続けていること」毎日の活動にも色々な種類があるだろうなと思ったのです。その中で先程お話しした風呂掃除は「したいな〜」というのももちろんあるのですが「することを期待されていること」だからやっているという部分が大きいように思っています。

朝起きて、顔を洗って、食事の準備をして服を着替えて・・・という活動は当たり前に毎日続けてすること、会社に遅刻しないように自転車と車を乗り継いで定時に出勤するというのはそうすることを期待されているのでやっている作業になると思います。では、したいことにはどんなことがあるのかな?好きでやっていることにはどんなことがあるのかな?そうです、趣味はその典型だなぁと思います。

また話が好きな人は話さなくてはならないから話すのではなくて、話したいから話す・・・そういう活動だと思います。この話すという事にはよく耳にする言葉で「カタルシス効果」というものがあります。怒ったり、心配であったり、イライラしたりといったマイナスの感情を例えば口に出して誰かに聞いてもらうことで、その苦痛が少しずつ緩和されて安心感を得ることもできます。