カタルシス効果,生活の質,趣味

今回はスズメについてお話ししたいと思います。スズメがチュンチュンと鳴いて小さな体であちこちと飛び回っている姿を見るのが大好きです。家のベランダの物干し竿の上に止まってちょんちょんちょんと右に左に移動する姿をボーッと見つめることが時折あります。そんなことをするのは私だけでしょうか!?

スズメと聞いて思い出す昔話があります。小鳥の姉妹がいて…その姉妹の親鳥が重い病気にかかり、余命幾ばくかという状態になってしまいました。お姉さんのキツツキは「お母さんのところに行くのに作りかけ着物をきれいに仕上げてから出かけるから!こんな格好ではいけない。」と言ってそのまま時間をかけて着物を染めて作り終えてから着替えて…出発するのが遅れました。一方、妹のスズメは「これは大変。生きてる間にお母さんに一目でも会いたい。」と言って作りかけで染めることもできず慌てて出発。雨が降りしきる中慌ててお母さんの元へ飛んで行きます。途中で雨が激しくなり雨宿りをしたり、途中で疲れて雨宿りする場所もなく泥はねのする場所で少し羽を休めたりして体がドロドロになってしまいます。なんとかお母さんがこの世にいる間に会えて言葉を交わすことができました。お母さんが息を引き取った後、綺麗な着物姿で訪れたキツツキのお姉さんはとても後悔したということを思い出します。

この出来事の一部始終を見ていた神様が、キツツキにはきれいな服をずっと着続けることを許すけど…木をつついて虫だけを食べるようにと決めてしまいました。妹のスズメには、「よく頑張ったね。綺麗な服をあげることはできないけど、何でも好きなものを好きなだけ食べられるようにしてあげようね。」と言ったという話を思い出します。

生活,食べ物,食品

今回は干し柿についてお話ししたいと思っています。友人から「渋柿いる?」と電話がありました。「いる、いる、いる。」と3回も「いる。」を言ってしまったのですが…約100個ほどの渋柿を頂きました。去年、初めて10㎏(約50個ぐらい)の渋柿を買って干し柿を作ってみたのですが、これが自画自賛で恐縮ですが…初めてにしては傷むこともなく結構美味しくて干し柿のファンになってしまいました。

完成した干し柿を知人何人かにお裾分けをして味を伺うと「上手に作ったなぁ、干し柿はそんなに好きではなかったけど、まぁまぁ旨かった。」と言ってもらえました。このフィードバックが嬉しくて「来年も絶対作ろう。」と思って、あちこちの知人に「渋柿が手に入ったら分けてね。」と頼んでいます(笑)。

今年はピラーで皮をむこうと思ったのですが、ピーラーでは皮が固く剥けないので、結局、包丁で約100個の渋柿の皮を剥きました。約2時間ぐらいはかかったでしょうか?剥き終えた後は後には結構達成感がありました(苦笑)。カビが生えないようにクラクラに沸かしたお湯に渋柿を5秒ほど浸けて消毒をする方法もあるのですが、去年初めて作った時に焼酎で消毒する方法もあると知り、試してみました。味噌を家で作る時には、消毒に焼酎を使うので干し柿にも使えるだろうと思って挑戦してみました。結果、結構良い味になったのでそれに味をしめて今年もその方法を試しました。

ベランダに細い農業用の支柱を渡し、剥いた干し柿のじくにビニールの紐をくくりつけて、やじろべえの要領でひっかけれいきました。その後に焼酎をかけていきます。寒風にユラユラと揺れて100個近い渋柿を眺めると…作りきったという達成感も助けて、とっても良い気分になれました。

文化,活動,趣味

「本を出版してみたいなぁ!」という思いは以前からずっとありました。そのためには…どれだけの手間ヒマがかかるのかということも理解しないままに思いだけは持続していました。知らないからそんなことを言えていたのだなぁとちょっぴり恥ずかしくなったりもするのですが、思いは続けて持っていたのは本当です。


ゆるくやめよう: ~忙しい毎日を楽にするシンプルライフ〜 (ヒューブックス)

どなたかの役に立つことを本の形にして送り出したい!今、考えていること…今、実行していること…これを読んで下さり共感して頂き、相乗効果を生み出せるような内容。将来を考えてこうなるかもしれないと予測をして、今を計画して実行するために役立つもの。これをするととっても積極的に動けるようになる可能性が高まるというもの。自分の頭の中で考えていることや黙々と実行している活動、ちょっぴり誰かに理解してもらえるかもしれないという思い、現時点で自分の中でアップデートして最新の知識、やり方、活動してみた結果を記しておきたい。これらの思いがあってたどり着いたのが「本」ということでした。

映像文化真っ盛りで文字での情報発信はどうかな?という向きもあると感じるのですが…。本に仕上げていくという想いをずっと心の片隅に置いていたので…。

この度、現在参加しているコミュニティで「本を一緒に出しませんか?」という呼びかけの告知がありました。迷わず「参加します。」と手をあげました。声かけをしてくださった方が骨格を作り、一緒にその本の著作に参加したいと言われた二人の方を加えて合計4人で本作りを経験できました。

初めはなかなか自分事にできず、文章を紡いでいくことに他力の要素があったように思っています。主な著作者の発起人の方がメール等で活動を促して下さり、何とか完成し、多くの方に校正もして頂き、自分の文章の改善点も感じることができました。

読者の皆様、是非ご一読いただき、感想をコメントにいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。