元気に長生きできた時にその心と体を支えてくれる「生命保険」について
今回は[元気に長生きした時に!」そんな心身を支えてくれる「生命保険」についてお話ししたいと思います。
学生生活を終え、働き出したその年は会社の寮に住んでいたのですが、その寮に生命保険のセールスの方が来てくれてあれこれと「生命保険というもの」について説明をしてくださった。数十分後、死亡保障「3000万円、入院時給付金5日目以降5000円…最大180日などの条件の生命保険に何も分からずに「入った方が良いような気がする!」との気持ちで加入しました。そんなこともあったな~と思い出します。それから保険内容を見直すこともなく、日々の仕事や生活にバタバタとした生活に追われて、保険料は銀行口座から自動払いされて…5年…10年という時間が流れました。
生命保険の保障内容を見直すきっかけをもらったのが…読書会でした。その本には如何に日本人が生命保険代金としてお金(給料)をつぎ込んでいるかということが書かれていました。読後には自分の生命保険に対する考え方が変わったような気がしました。と言いますか…全く見直しも今後の相談もいっさいしなかった私ですが、生命保険を見直そう!という気持ちになった事は驚きで(笑)…自分の生命保険に対する考え方の軸を作ろうと思ったことがありました。

生命保険って何だろう!と思って色々調べてみると、英国で大海原に漕ぎ出していく船の持ち主が嵐で船員の皆の大切な命と生活を支えている船を一瞬にして失い、生活に欠かせない船の再建にはお金が足りないという状況を無くそうということで船主同士でお金を出し合って助け合ったというところが始まったと知りました。
そこで、自分の生命保険を顧みて…何を守るために入るのか?と考え、今の掛け金でどれだけのことができるかな?ということを思い、家族を守ること、金銭的に苦労しないようにどのような保障を得たいか?それを軸に置いて考えようと思いました。
子供が小さい間は自分が亡くなった時に学校を辞めたりすることがないように、これぐらいの保障を得たいと思い、次にどんどん成長してくると自分の力でお金を稼ぐことができるから…死亡時保険金を減らし自分自身が徐々に体力が落ち、入院する可能性も出てくるので入院時の給付金や手術時の一時金等の保障を手厚くしようと考え直しました。
こんな時、誠実に情報提供をして下さるフィナンシャルプランナーの資格を持たれた保険会社の代理店を経営されている方に相談をし、その都度、その都度自分の考えを申し上げて、電話をいただき保険を見直してきました。

先日も子供たちが皆、働き出し、徐々に巣立って行っているので見直しをしたいと相談したところ…これからは「死亡保障よりも長寿への備え」が必要なのでリスクが変わってきているとのこと。お金を使う場所を変えましょうという言葉の下、新しい「変額保険」を検討することと、変額保険というのは…保険の掛け金を運用してその運用益で保証を担っていく、そういうタイプの保険で投資信託に掛け金の何十パーセントとかを投資してその運用益で貯蓄していくということと、死亡時は数百万円の保証が出るのでそれを子供達に受け取ってもらえればという保険で、長生きできた時に…介護が必要になった時に…その介護状態に応じて保険が下りるという介護保険対応型保険に切り替えていくという提案をいただきました。
その時のこれからの保険の考え方を担当の方から伺って、また新しい保険に対する考え方が頭の中に落とし込みました。困った時は自分のそのことに対する考え方の軸はしっかり持って専門の方に相談することの大切さを感じた次第です。皆さんも今、入られている生命保険を見直して見る機会を持たれてみませんか?