目の機能低下・・・フレイルについて

2021-11-17

今回は目の機能低下・・・フレイルについてお話ししたいと思います。

耳慣れない言葉だなぁというのが第一印象でした。現在全国規模でフレイル「身体機能が低下して介護状態に陥ることを防ぎましょう」ということでフレイルサポーターを養成して、みんなで助け合って元気で長生きしようという運動が展開されていることはよく知っていたのですが、目にもフレイル「機能低下防止」の活動があるということを知りました。目の機能低下は気付き難いために早期発見し目の健康寿命を延ばしていきましょうという取り組みだと分かりました。

10月10日は目の愛護デーというのは有名ですがアイフレイル対策活動も始まったようです。私も目の不調を感じ出して長くなるのですが・・・お手入れができていないなぁと反省をしています。初めて目の機能低下を意識したのが高校生の頃でした。スポーツが大好きで高校に入ったらバレーボールをしてみたいと思い立ち入部。入ったのはいいもののボールにピントが全く合わないのです。「あれ」と思って目を何度こすっても焦点が定まりません。先輩が打ったサーブをレシーブしてセッターにあげようとしても腕にボールがしっかり当たらずに球筋が一定せずよく叱られたことを思い出します。これは何!?と思って眼科に行くと「近視ですね。」と一言。近視とは無縁と思っていたのに突然やってきた目の不調。眼鏡をかけるのも苦手であったし、スポーツにはメガネはどうかな?と思いどうしようと困ったことを覚えています。

結局、眼科の先生と相談してコンタクトレンズを利用することになったのですが・・・はっきり見えるようになってバレーボールをその後数年楽しむことができたのは幸いでした。今の目の不調は近視とプラス老眼が入ってきたもので、夜の光を眩しく感じたり、夕方疲れてくると見えにくくなったり、瞬きしないとはっきり見えなかったり、線が曲がって見れたりこれを見落としていると指摘される時もありました。これがアイフレイルだと知りました。

年齢を重ねるにつれて眼球はレンズの役割をする水晶体が濁ったり、光刺激を受けて脳に伝える網膜神経細胞の数が減るといった構造的な変化が生じます。またピントを合わせる調節力・・・筋力も低下してきます。そのことによって目の機能低下が進行します。機能低下が起こった初めの頃は無症状のことが多くて見えにくいなぁ、不快だなぁと自覚できる事もあると聞きます。この状態に気付かないまま読書や外出、車の運転を知らず知らずのうちに避けるようになる状態も起こってきます。

この状態は目だけの問題ではなく生活習慣・・・例えば喫煙とか栄養が足りない、糖尿高、血圧と脳の病気またはストレスが加わるとさらに進行しますし回復が難しくなると言われています。予防するのには40歳を過ぎた頃から年に1回は歯の検診をするように眼科の先生にも診てもらうのが良いと言われています。アイフレイルの自己チェックには・・・1.目が疲れやすくなった2.夕方になると見えにくくなることがある3.新聞や本を長時間見ることが少なくなった4.食事の時にテーブルを汚すことが増えた5.メガネをかけてもよく見えないと感じることが多くなった等の項目があります。10個あるチェック項目のうち2つ以上当てはまる人はアイフレイル、目の機能低下が進んでいる可能性があると言われています。

またアイフェイルが進行すると転倒して骨折するリスクが2.5倍になると言われています。また視力の差が生まれて日常生活や社会活動が制限されるようになるという研究の結果も報告されているぐらいです。私たちはいろいろな感覚器から情報を収集しますが目から取る情報の多さは群を抜いています。その目を長く健康に保って使えるように今からアイフレイルに注意をしてみませんか?