文化,活動,生活,運動

今回は3Rについてお話ししたいと思います。

大阪に本社がある高島屋がリサイクルメーカーと共同でお客さんの服を集めて、糸や布へ再生して新たに服に作り変えるという取り組みを始めたというニュースを目にしました。高級感の溢れるものをバイヤーが集めて、高品質で多くのお客さんに受け入れられる製品を並べている百貨店。そんな百貨店が服のリサイクルをおこなって、新たな高級感のある商品に仕上げて、また売り出すということが新しい取り組みだな~循環型の商品の販売を始めたのだな~と感心しました。服を回収して作り変える。その服の素材はポリエステルが主体となるそうで、そのポリエステル製の服を分解して再生樹脂を作るとのことです。この取り組みで得られることは…石油消費量の減少が可能になることと、二酸化炭素の排出減少という点で見ると新たに樹脂の服を作ることに比べて、再生の糸と布で服を作ると約60%の排出が削減できるとのことでした。すごいなあ!と思いました。

リサイクルって何だろうと考えていたのですが…ゴミとして捨てるのではなくて様々な工夫をして資源に戻すことだということです。例としては新聞紙をリサイクルするという話はよく聞きます。新聞紙を回収してドロドロになるまで溶かしてインクを除去します。紙の原料となる植物繊維のパルプに戻すことが可能だということです。その戻したパルプを使ってダンボールを作ったり、他の新しい紙製品を作ることが可能になります。またアルミ缶や鉄など様々なゴミがリサイクルされているということも知りました。

これらのゴミはリサイクル資源と呼ばれるもので、決してゴミではありません。しかし集めることに工夫が必要で分別にかなりの労力を取られるので、捨てる時の分別がとっても大事だと言われています。リサイクルを行うにはかなりのエネルギーが必要になるので、環境にとってはリサイクルに使うエネルギー源であったり二酸化炭素が排出されたりということもあるので、よくよく考えなくてはならないようです。

健康,文化,生活,農業,食べ物,食事,食品

今回はお米についてお話ししたいと思います。小学校の運動場の片隅には水田があったことを思い出します。周りの畝はコンクリートのブロックで作られていて、広さは5m×10mぐらいはあったと思います。近所の農家のお父さんが立ててくれた苗を毎年5月ぐらいに届けてくれていました。その苗を水田にみんなで少しずつ植えて、水を入れたり、出穂してから1か月後の10月頃には水を抜いて10日後位に水田の土がひび割れるほどカラカラにしたりと世話をしたことを覚えています(を落として稲を乾かすことで登熟させるためと教わりました)。

おたまじゃくしがカエルになり、あめんぼうが泳いでいました。途中はボール遊びや遊具で遊んで水田のことは忘れてしまいそうになるのですが、赤とんぼが飛び交う頃に収穫をして、脱穀します。精米を済ませたお米をみんなで家庭科室で炊いておにぎりを作って食べたことを思い出します。このおにぎり・・・塩むすびだったのですが、なんとも美味しかった。みんなで育てたお米で作った塩むすび、今でも忘れられません。

現在、お米はダイエットの敵とばかりに食べることを敬遠する方が増えているような印象を持っています。何故敬遠されるのか?糖質なので敬遠されるのは分かるのですが・・・。ご飯はきっと美味しいから食べ過ぎるからですね。それと精米の技術が上がって精白度を高め糠の量が増え、きれいな透き通ったお米が手に入るので、益々美味しくなって食べ過ぎるからでしょうね!

,成長,文化,生活

今回はお母さんとお父さんがそろって育児をするということについてお話ししたいと思います。我が家は娘が3人います。今振り返ると3人授かって・・・バタバタ、ドタドタ、アタフタという状態ですが、楽しかったなぁと心から思えます。

長女が生まれた時は何をしていいのか全く分からず、始めておしめの交換を一人でした時には、どうすればいいのだろう?あ~どうしよう、どういう風に固定すればいいのか?こんなにきつく縛ると苦しがるかな?とてんやわんやの状態であったことを思い出します。ミルクを作る時も粉ミルクを入れすぎたり、何杯入れたか分からなくなったり、お湯が熱すぎたり、冷たくて飲んでくれなかったりと失敗ばかりしていました。飲み終えた後、洗って食器乾燥機に入れておくと・・・この液の中に浸けて消毒してとひと手間増えたり、煮沸消毒しなくていいのかな?と悩んだことも覚えています。何故泣いているのかが分からなくて・・・何かな?おしめ?お腹が空いた?抱き上げて欲しい?何だろう・・・何だろうと考えた末に分かったことは、部屋が寒いので泣いていたということもありました。一事が万事、こんな感じでした。とても人見知りが強くてなかなか人に馴染まず、母方のおじいちゃんに会う時は泣き叫んで、ほとんど抱っこされなかったこともありました。

この長女が6歳になった時に下に妹が生まれました。なんとその妹が双子だったので、一度に3児の父親となりました。さあ!てんやわんやでした。本当にてんやわんやで残業の途中で事務処理の手を止めて、上司に許可をもらい一旦家に帰って妻と協力してお風呂に入れて、お茶をちょっと飲んで会社にとんぼ返りということもしばしば。夜中に二人がバラバラに泣いたり、『同時に寝て、同時に起きてくれないかなと思ったこともしばしば』でも、そんなマシーンのようなことはありえません。1人が泣いてやっと泣き止んで、「さあ寝よう。」思ったらもう一人が泣いてやっと泣き止んで・・・これを一晩ずっと繰り返して、それが幾晩も続くということがありました。ある時、合掌して二人の寝顔に向かって「お願いだから今晩は一緒に寝てください。」と拝んだこともありました。