健康,文化,生活,農業,食べ物,食事,食品

今回はお米についてお話ししたいと思います。小学校の運動場の片隅には水田があったことを思い出します。周りの畝はコンクリートのブロックで作られていて、広さは5m×10mぐらいはあったと思います。近所の農家のお父さんが立ててくれた苗を毎年5月ぐらいに届けてくれていました。その苗を水田にみんなで少しずつ植えて、水を入れたり、出穂してから1か月後の10月頃には水を抜いて10日後位に水田の土がひび割れるほどカラカラにしたりと世話をしたことを覚えています(を落として稲を乾かすことで登熟させるためと教わりました)。

おたまじゃくしがカエルになり、あめんぼうが泳いでいました。途中はボール遊びや遊具で遊んで水田のことは忘れてしまいそうになるのですが、赤とんぼが飛び交う頃に収穫をして、脱穀します。精米を済ませたお米をみんなで家庭科室で炊いておにぎりを作って食べたことを思い出します。このおにぎり・・・塩むすびだったのですが、なんとも美味しかった。みんなで育てたお米で作った塩むすび、今でも忘れられません。

現在、お米はダイエットの敵とばかりに食べることを敬遠する方が増えているような印象を持っています。何故敬遠されるのか?糖質なので敬遠されるのは分かるのですが・・・。ご飯はきっと美味しいから食べ過ぎるからですね。それと精米の技術が上がって精白度を高め糠の量が増え、きれいな透き通ったお米が手に入るので、益々美味しくなって食べ過ぎるからでしょうね!